あなたも今「転職したけど話が違う!」と、悩んでいませんか?
今回もアンケート募集を行い「転職したけど話が違う」と感じた経験談を、15人の方に教えていただきました。
転職したけど実際に働いてみると「こんなの聞いてないぞ…」というような内容も多いですよね。
悩んでいる方は、経験談を知ることで乗り越えるきっかけになるかもしれませんので、ぜひ参考にご覧ください。
※今回は「転職したけど話が違う」と語る、転職経験者15名の方にご協力頂きました。
転職したけど話が違う!15人に聞いたリアルな体験談とは?
転職は難しいと感じた経験談1
経理事務ではなく営業事務に
(33歳女性)
ハローワークに就職活動のために通っていました。
自分の希望に合った転職先が見つかったので面接を受けたのですが即採用。
経理事務としてこれから勤務するはずだったのですが、所属が経理事務ではなく営業事務になっていました。
従業員の方に聞いたところ
「経理は募集してないよ」
と言われて確かにハローワークには職種に記載されていたのにと思ったのですが、何も言えずに仕方なく営業事務として勤務するようになりました。
トライアル雇用で入社したのですが研修期間後に社長に
「正社員は募集していない」
と言われました。
全く話が違いすぎて困ったのですが上司が間に入ってくれて正社員として雇用して頂けました。
本当に嘘だらけの求人内容を出す会社って存在するんだなと思いました。
転職は難しいと感じた経験談2
残業手当てが出ない!
(35歳女性)
30才の時に小さな塗料卸の事務に転職しました。
面接当時は事務員さんなので残業もないですし、楽ですよと言われていました。
いざ働いて見ると、残業させられる、残業手当てが出ないなどざらで、おまけに休憩時間すら「電話応対してくれ 」と言われ、休憩時間すらほぼなかったです。
約束していた事とちがうと社長に話すと
「人数が足らないから仕方ない」
と言われました。
しまいには「なんなら営業もしてほしい」とまで言われたので、二週間で辞めました。
二週間働いた分の給料は振り込みではなく、なんと手渡しと言われたので、辞めてから取りに行くのもかなり憂鬱でした。
転職は難しいと感じた経験談3
暗黙の了解で残業代の申告はできず。
(24歳女性)
22歳の時に、以前から働きたかった職で働けることになりました。
待遇なども良かったので、転職をしました。
働いてみると、かなり言っていたこととは違うことがあったことに気づきました。
まず残業です。
毎日のように4時間近くの残業があるのですが、暗黙の了解で残業代の申告はできず。
朝も同様で朝8時からの仕事なのに5時に早く出社してもお金は出ません。
正社員というのはそういうもんなんですかね。
給料も低く、ボーナスもあると聞いて入ったけれども、一向に出る気配もなし。
先輩に聞いても「出ていない」と聞き、働き始めて違うなと感じることが増えていきました。
転職は難しいと感じた経験談4
知識・経験になると思いながら仕事をしています
(22歳女性)
20歳の時に事務職で探していました。
事務職経験が皆無なのと、若すぎるという理由でなかなか転職先が決まらない時に、アルバイトですが、正社員も目指せる事務職のフルタイムを見つけて、応募しました。
面接のときには簡単な事務作業と伝えられていました。
実際働いてみると簡単な作業ではなく、ある程度パソコンなどの知識がないとなかなか難しい仕事でした。
不動産業界ということもあり、家を購入したこともない私からすれば、知らないことばかりなので、知識はゼロからで理解するのに時間が掛かりました。
簡単だから初心者でもいけるよ、と面接の際に聞いていたので、戸惑うことも沢山ありました。
知識・経験になると思いながら仕事をしています。
転職は難しいと感じた経験談5
私が入社した年からボーナスはカット
(42歳女性)
人材派遣や職業紹介を行っている会社に登録して正社員の仕事を見つけてもらいました。
「親会社は安定しているし、いまの従業員も長く働いているから大丈夫!」
と太鼓判を押されて入社しました。
しかし入社してみたら、親会社も決して安定はしておらず、私が入社した年からボーナスはカット。
わたしの先輩にあたるかたは
「次が来たからやっとやめられる。ありがとう」
と、退職していきました。
先輩が退職するまでわずか3ヶ月で、教えてもらえるはずの業務も教えてもらえませんでした。
話が違いすぎて途方に暮れ、どうしたらよいか分からなくなりました。
転職は難しいと感じた経験談6
午前中からの出社を空気で強要!
(38歳男性)
前職がメーカーの営業で給料に不満は全くなかったです。
資格試験を受けたく、それには時間が取れなかったので、塾の正社員なら13:30~22:00までということでしたので受けてみました。
面接時にも「講習会など特別な場合以外は午後から勤務です」と明言をいただいたので入社を決定しました。
これで午前中は勉強時間にあてることができます。
しかし、全く違いました。
基本的に正社員は授業の他に生徒獲得の営業活動をせねばならず、結果的に午前中からの出社を空気で強要されました。
午前中にいっても終わるのは終電近くですから、前職より時間がない状況になりました。
さらに、給料もさほどには高くないというダブルパンチでした。
今は独立しましたが、つくづくあのとき転職なんかしなければ良かったと後悔しています。
転職は難しいと感じた経験談7
知らない土地に一人で車からおろされて…
(32歳男性)
仕事を探そうと、当時スマホではなく携帯で職を探していました。
ふと求人サイトに目をやり、求人募集を見ていくと「街中アンケート」と仕事内容が載せてありました。
街中アンケートならやってみたいなと思い、電話をして面接の日時を確認し合いました。
会社は福岡の博多にありましたので、私は宮崎から4時間くらい電車で行き、面接となりました。
話の内容は求人サイトの仕事内容とは違っており、「訪問販売」だったのです。
基本給も提示してありましたが、完全歩合制でした。
しかし、とりあえずやってみようと思い、寮に住みました。
仕事内容はかなりハードなもので、知らない土地に一人で車からおろされて一件一件歩いては断られ、当時クライアントさんの割引券を売ってまして、代金が3700円ほど。
その内1000円が自分の給料ですが、寮費が1日1000円です。
結局、貯金が生活費に取られ宮崎に帰りました。
でも、人生経験になりましたのでありがたいなと思っています。
転職は難しいと感じた経験談8
常に採用募集している会社には注意!
(32歳女性)
32歳の時に某転職斡旋企業からの斡旋により転職。
転職活動中に人事担当の方から
「社員を大切にする素晴らしい会社です!期待していてくださいねっ!」
と背中を押されました。
いざ転職してみると、実態は宗教団体のような特殊な企業であり、自分がいかに会社に貢献出来る人物であるかを社長にアピール合戦。
蹴落とし、チクリ合い合戦の企業であり、心身疲労しあっけなく7カ月で退職に。
また当初
「正社員採用(但し1年間は契約社員)となっており、普通に働いていれば自動的に1年後には正社員です。」
と面接時に説明を受けていました。
実態は秀でて優秀な人材のみを残して、あとは1年以内に次々と雇用切りをしていた。
話が違うと思った。
常に採用募集している会社には注意!
転職は難しいと感じた経験談9
とにかく全てが最悪でした。
(23歳女性)
4年働いていた会社を手術や入院がきっかけで退職し、社会復帰しようと派遣会社に登録しました。
求人票と派遣会社の社員の方の話のなかで、朝の9時から17時までの勤務で、休みの希望も木曜でとお願いしていました。
休憩は2時間もあるとのことで、犬を飼っていたので一旦帰って世話をしようと話していました。
しかし、いざ初めて出勤した時には「休憩は一切外出禁止」だと言われました。
そしてそれだけではなくて休みの木曜というのも全然きいてくれていませんでした。
その日から、17時まででなくて18時まで仕事させられてとにかく全てが最悪でした。
転職は難しいと感じた経験談10
面接のときの対応と全然違って驚きました
(34歳女性)
転職しようと決意して、求人情報を見て色々と応募した中で経理事務で応募した求人が採用されました。
求人では土日祝日は完全休暇のところが魅力との事だったので、そこにひかれたこともあり応募しました。
面接でも
「土日祝日が休みで長期休暇のお盆や年末年始も長めの休みをとっているので、リフレッシュが出来て本当に良い会社です」
と言われていました。
実際に入社して経験したところ、月末近くなると仕事が忙しくなり残業は勿論のこと、それでも終わらない場合は土曜出勤も当たり前という感じでした。
面接のときの対応と全然違って驚きました。。
転職は難しいと感じた経験談11
給与明細を見ると面接時の時間給とは違い…
(48歳女性)
施設事務の求人が出ていたので施設長と面接をしました。
業務内容・時給・勤務時間・休日など一通りお話しいただき、事務職であることの内容でした。
納得をし、勤務することになりました。
実際の勤務はというと、利用者様のお出迎えに始まり、茶わん洗い、配膳下膳、利用者様を見送り後の15時半から17時まで毎日大掃除で事務は殆どすることがなく、介護補助業務でした。
また、制服も他の事務員はスーツですが私は介護職と同じジャージの試着を誘導されました。
上司に尋ねてみると「ジャージの方が動きやすいから」との返事でした。
自分は事務職で入っていることを伝えると怒りだし、怖くてそれ以上話ができませんでした。
1ヵ月後給与明細を見ると面接時の時間給とは違い、低かったので施設長に尋ねると、すぐ訂正を言っておくとのことでした。
しかし、翌月も翌々月も時給が低いまま支給されており、再度施設長に言いましたが訂正されることはありませんでした。
自分から退職を申し出。
かなり引き止められましたが、意思が固い事を伝え退職した経験があります。
転職は難しいと感じた経験談12
残念な気持ちになりました
(27歳女性)
25歳の時、職場に不満があって転職を考えていました。
就職情報誌にいい案件が載っていたので思い切って転職。
今までより勤務時間が長くなるけど休憩時間が45分(休憩のための別室有り)と記載されていました。
実際は休憩時間はほとんどなく、別室も人が2人ようやく座れるようなスペースでコーヒーを飲む、だけでした。
コーヒーを飲み終わるとすぐに退室しなければどんどん次の人が来るので居座るわけにも行かず、ほとんどの人がコーヒーを一気に飲み干し退室していました。
勤務時間が延び、無駄に休憩時間の給料が引かれていて残念な気持ちになりました。
こちらの職場は長続きせずに、また転職しました。
転職は難しいと感じた経験談13
産休、育休取ったりすると、周りの従業員の冷たい視線に
(46歳女性)
前の職場では結婚したり、妊娠したりなんてしたら、社員の方とかからまず、退職する流れで見られる職場でした。
でもしばらくは結婚はしても子供は作らないで、仕事だったんです。
妊娠しちゃたら、ますます風当たりがきつくなり、その辺りで一度退職しました。
子供を産み2年くらい経ったくらいで再度、転職しました。
その会社は産休とかも取れたり、育休とかもある場所だったんです。
でも、その会社も周りの考え方がおかしいんです。
産休、育休取ったりすると、周りの従業員の冷たい視線に考え方が目の当たりにされるらしく、
「取れるけど、普通取らないでしょー」
みたいな感じで男性社員が話してるのも聞いてしまいました。
やはり「男性の女性に対する考え方はどの会社もきついのかな〜」って思いました。
転職は難しいと感じた経験談14
シフトの穴埋め要員にしか見えない
(45歳女性)
2年程店は違いますが、コンビニの掛け持ちをしていました。
最初の所は2年弱いましたが発注、精算もさせて貰えませんでした。
次の所の人には、
「うちにもう少し日数来てくれれば両方ともさせる」
と言われました。
が、いざ前の所を辞めて行って見ると、いつまで経っても気配が無く言ってる事と話が全然違いました。
一緒に組んでいた子とも話をしている中で、
「この先どう思う?」と良く言ってましたが「無理そうだね」と。
その後も、責任者には「何がしたい?」と聞かれたので「これとこれがやりたい」と良く言ってました。
でも、教える気配も無いように見えたのと、シフトの穴埋め要員にしか見えないやり方に言ってる事とやってる事の違いに呆れました。
転職は難しいと感じた経験談15
イジメに近い上司からの雑な指示
(47歳女性)
39歳の頃、引越しを機に転職致しました。
きっかけは駅に並んでいるフリーペーパーです。
面接、試験、採用後研修と、ここまでは記載されていた通りでした。
実際配属が決まるまでは、よかったのですが、配属店舗が決まり、そちらに通うようになってからが全然違いました。
面接や研修の時に教えられている事と全くちがい、イジメに近い上司からの雑な指示が頻繁でした。
説明は手短で、初めて行う作業でも丸投げ。
出来ないとグループでまとまって聞こえるように嫌味を言う。
残業中は私一人だけ押し付けて。
お菓子を食べていたり、次の日寝不足になったと言ってきたり、私の契約した物を取ってしまったり「あなた気持ち悪い」とか言って来たり。
かなり最悪だったので、半年で転職しました。
以上がアンケートの結果となります。
参考になりましたか?
ご協力頂いた方の貴重な体験談が、あなたの暮らしのヒントになれば嬉しく思います。