あなたは今、転職先で期待に応えようと頑張りすぎていませんか?
今回も15人の方にアンケート募集を行い「転職してプレッシャーに感じたこと」を教えていただきました。
誰かに期待されるのはとても嬉しいことですが、
「あの人が思うような仕事が出来なかったらどうしよう…」
と不安にもなるものです。
少しだけ気持ちがラクになるかもしれませんので、ぜひ参考にご覧ください。
※アンケートは2018年3月に実施。転職経験者15名の方にご協力頂きました。
転職したけど期待されすぎてプレッシャーがヤバい…!【15人の実録集】
転職後にプレッシャーを感じた経験談1
「自社に新しい風を吹き込んで欲しい」
(33歳女性)
前職と若干業務内容は違うものの、同じ業界への転職をしました。
以前勤めていた会社が超大手の企業だったうえに、そこで役職にもついていました。
また、会社からの表彰経験などもあったため、
現在の会社に入社した際に
「自社に新しい風を吹き込んで欲しい」
と面接の段階で言われたことが相当なプレッシャーでした。
注目されて入社してしまった分、常に上層部にも目にかけていただいたことはありがたいです。
会うたびに「会社を変えるつもりで数字をここまで上げろ」などと、難題を丸投げされ続けております。
入社して7年目になりますが、いまだにプレッシャーと戦い続けています。
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転職後にプレッシャーを感じた経験談2
研修もなく最初から実務
(30歳女性)
未経験の業界・職種に転職をしました。
研修もなく最初から実務が始まり、どの程度仕事ができるのか試されている感じがしてすごくプレッシャーでした。
食品メーカーの営業から、建設業界の経理への転職で右も左も分からず、毎日マニュアルとにらめっこしながら何とか仕事をこなしていきました。
ちょうど転職した時期が決算前で、退職された方の穴埋め業務もあり上司もバタバタしていたので仕方ない部分もありましたが、正直転職失敗したかなとも思っていました。
決算業務が落ち着いてからは、無事に仕事の丁寧な説明や外部研修の機会ももらい、安心して仕事に取り組めています。
転職後にプレッシャーを感じた経験談3
自分が流れを止めていると感じて…
(29歳女性)
接客から保険事務に転職したのですが、保険の事はなんとなく知っていたつもりでいたが慣れない用語が多く覚えることが大変でした。
用語を覚えた次は請求書の確認などをするのですが、保険商品は多岐に渡りその都度確認事項も多いで更にそれを覚えるのも大変でした。
一人ではなくチームでするのですが、請求書の件数はとても多く慣れない頃は、自分が流れを止めていると感じていたので
「早くしないといけない」
というプレッシャーがありました。
早く捌いてもミスがあっては意味がないので「早く正確に流れを止めずに」という思いが強く、それが一番つらかったです。
「遅くなってもいっか!」くらいある意味、開き直りながら仕事をした方がミスも減っていったので、気負わずに捌いた方が良いと思います。
転職後にプレッシャーを感じた経験談4
自分はひとつのミスも許されないような状況
(23歳女性)
もともとはアルバイトでフルタイムの仕事をしていたのですが、給料が安いことが気になり派遣会社を通してアパレルの仕事を始めました。
アパレル業界での経験はあり、また派遣会社を通していた為大きな責任が伴う仕事は任されないと聞いていたのでそこまでの不安はなかったのです。
いざ入社してみると、2日で全ての業務内容を詰め込まれかなりの負担がありました。
また人員不足もあったようで、アパレル業界経験があるという理由だけで副店長を任され大きなプレッシャーとなりました。
アパレルでの経験があるとは言っても小さな会社です。
会社独自の細かなルールが山のようにあり、全てを把握し、かつ部下に指導しなければいけませんでした。
自分はひとつのミスも許されないような状況で、上からのプレッシャーはかなりのものでした。
転職後にプレッシャーを感じた経験談5
今ではその元担当を部下として再教育しています
(45歳男性)
入社してからいきなり売上の8割を超えるクライアントの担当になりました。
引き継ぎ時間も僅か20分足らずで右も左も分からない状態でのスタートでした。
元の担当者は質問しても教えることがなく「忘れた」の一点張りで、とてもブラックな感じがしました。
聞くところによると元の担当者はクライアントから相当嫌われていて早く担当を変えてくれと常日頃から嘆願されていたようでした。
私はわからないことは正直にクライアントは聞いて一つずつこなしていきました。
僅か5年で管理職になり、今ではその元担当を部下として再教育しています。
本人のやる気があればクライアントにも熱意が伝わるよい例として参考になさって下さい。
転職後にプレッシャーを感じた経験談6
自分を高められるチャンスと捉えられるか
(43歳男性)
新しい職場に転職してからすぐに部下の面倒をみることになりました。
まだ新しい環境に自分が慣れていないため自分のことで精一杯な状況でしたので、非常に辛い時期でした。
しかし、少しずつ与えられた環境に適応しなくてはならないと思い、ここは踏ん張りどころだと肝に命じて、なんとか乗り越えることが出来ました。
今にして思うと、この時の頑張った経験があったからこそ、自分の中ではとても大きな自信につながったと感じています。
転職することで、自分を高められるチャンスと捉えられるかどうかが、転職が成功するか否かの鍵になると思います。
転職後にプレッシャーを感じた経験談7
以前のリーダーと何かをするにしても比較され
(43歳男性)
病院で介護福祉士として働いていたんですが、縁あって特別養護老人ホームに転職しました。
病院では、やはり看護師をトップとしての仕事をしていたんですが、特別養護老人ホームでは、介護職がトップになるためかなり気合いが入りました。
プレッシャーとしては、年齢的に上に位置するため、介護職のリーダーとして任されました。
以前から働かれてる方を差し置いて、新参ものがリーダーになるため、気を使うこともありなかなか難しかったです。
それに、以前のリーダーと何かをするにしても比較されたりする事が多々ありました。
自分の経験が受け入れられるか、常に考えながら仕事をしています。
転職後にプレッシャーを感じた経験談8
信頼を獲得することが大変でした。
(33歳女性)
社会人の経験があって転職をすると、このくらいだったら教えなくてもふつう分かるでしょと思われることが一番のプレッシャーでした。
新しい会社では「前どこで仕事していてどのくらい仕事ができるのだろうか」とこちらが聞こうとしなくてもいやでも耳に入ってきます。
まずは仕事をミスなく行って、信頼を獲得することが大変でした。
同じような内容の仕事をする場合であったとしても、会社によって全然やりかたが違うというこはよくあることです。
そのため、この仕事は分かっていると思って仕事をすると大変なことになります。
経験は生かしながら、1から仕事を覚えるつもりでやりました。
転職後にプレッシャーを感じた経験談9
社長と課長の来客時は必ず私がお茶出し
(30歳女性)
前職はサービス業で働いていた私。
そのためだけに、社長と課長の来客時は必ず私がお茶出しをすることになりました。
それが何年経ってもかなりのプレッシャーでした。
社長の大切なお客様が来るということで、本来は公休だったところを「出勤してほしい」と頼まれてしまったこともあります。
プレッシャーが大きいだけに、失敗してはいけないとかなり緊張していました。
その後も新入社員のマナー研修の担当や、接遇応対の指導係を任されてしまいました。
うれしい気持ちはあったものの、指導係となると、プレッシャーはかなり大きなものでした。
転職後にプレッシャーを感じた経験談10
会員さんの受けが、そのまま自分の評価につながる
(30歳女性)
扶養に入ったことにより、それまで積んでいたデスクワークのキャリアとは無関係の、スポーツジムのインストラクターの仕事につきました。
趣味での利用はしていたのですが、入社して1ヶ月目からレッスンを一人で担当することになりました。
会員さんを飽きさせないように、それでいてレベルを上げてあげるように毎回違うメニューを考えるのが大変でした。
レッスンの参加者数は、上司に報告する義務がありました。
自分の行うレッスンに対する会員さんの受けが、そのまま自分の評価につながるプレッシャーを常に考える必要があったところも気持ちの面で大きな負担になっていた記憶があります。
転職後にプレッシャーを感じた経験談11
何とも言えない重苦しい空気が
(41歳女性)
入社して最初のミーティングで自己紹介した時から、何だかプレッシャーを感じていました。
何とも言えない重苦しい空気が漂っているように感じました。
しばらくして、そこには中年のベテランがその日の気分で適当な指示を出し、若手が辟易していることが大きな要因であると分かりました。
そういうベテランは、さらに上のボスが一緒の時は、大して何も言わないのです。
でも、ほかに自分より上の人間がいないところでは、その時の気分で適当にネガティブな発言を繰り返しました。
そういう状態で何かの引き継ぎをしなければならなかったことが、新人の頃にはプレッシャーでした。
転職後にプレッシャーを感じた経験談12
資格を持っていたので、即戦力を期待され…
(30歳女性)
母の友人の紹介で転職しました。
資格を持っていたので、即戦力を期待されてすごくプレッシャーを感じました。
「うまくやれなければ、紹介してくれた方、母の両方の顔に泥を塗ってしまう…」
とにかく周りの足を引っ張らないように、人間関係をうまくやれるように、とにかく必死でした。
周りがいい人たちだったので、時間とともに馴染み、何とか仕事をこなしていくことができました。
知人の紹介は転職のとてもいいきっかけにはなると思いますが、やはり迷惑をかけられない気持ちが大きく、それもプレッシャーになります。
ちなみに、資格も持ってはいましたが、実践となると教科書の知識はあまり役に立ちません。
教えられたことをとにかくメモり、家に帰ってから復習を繰り返しました…
転職後にプレッシャーを感じた経験談13
1円も過不足を出してはいけいない
(43歳女性)
職種はレジでの接客業務で同じ仕事だったので、経験者ではありました。
以前より大きい店だったので、覚える作業も多くて、
「早く覚えて慣れないといけない!」
とプレッシャーがありました。
接客用語やレジの機種が違うと、覚え方も違ってきます。
最近は電子マネーなど新しい支払い方法がたくさん出てきて、次々と覚えていかないといけません。
そして、最大のプレッシャーは現金過不足です。
1円も過不足を出してはいけいないと、毎日プレッシャーとの戦いです。
もし、出してしまうと始末書を書いて、主任、売り場の課長、総務の課長、そして店長の印を頂いて廻らなければいけない、ストレスが一番の嫌な業務です。
転職後にプレッシャーを感じた経験談14
精神的な負担は転職に付き物
(30歳女性)
私は2回目の転職をした時に人間関係を新しく築くのがプレッシャーでした。
会社を1度辞めた時に精神疾患になって病院通いをしていたので、それから転職した時は本当に不安でたまりませんでした。
薬を飲みながらだったので仕事が上手く行くかどうかというのと、仕事が続けられるのかというのが不安でした。
仕事に慣れるまで不安でしたが、日がたつごとに不安が解消されていって今に至ります。
やりたい仕事ではなかったので、仕事内容は最初は嫌だなと思いながらやっていました。
本当に慣れてくるまでは苦痛でしょうがないなと思いました。
精神的な負担は転職に付き物だなと思いました。
転職後にプレッシャーを感じた経験談15
入社してすぐ指導者もなく、一人で作業
(42歳男性)
ハローワークからの紹介で転職しました。
同じ業種からの転職だったので、何も教えなくてもある程度できるだろうと(今思うとそういう社風)思われていたようでした。
一緒に作業をするパートナーにも何も教えなくて貰えず、暴言を吐かれたりパワハラ的な事を受けていました。
転職先では、食品製造業の自動包装機のオペレーターを任されました。
ですが、前職ではほとんど関わっていない作業だったので、自分一人で取り扱い説明書を読んだり、たまに来る外部の業者の人に教えてもらいながら、なんとか周りのプレッシャーに耐えながら仕事をしていました。
入社してすぐ指導者もなく、一人で作業をする事が凄いプレッシャーでした。
以上がアンケートの結果となります。
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ご協力頂いた方の貴重な体験談が、あなたの暮らしのヒントになれば嬉しく思います。
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